おくすり

先日、内科で久しぶりに血液検査の結果を見た。 画面に並んだ数値を前に、思わず息をのんだ。どれも驚くほど安定していて、以前のように「ハイ」や「ロー」が並ぶこともほとんどない。引っかかった項目は、たったの二つか三つ。あまりの変化に、嬉しさより先に驚きがこみ上げた。
糖尿病と向き合ってきたこれまでの時間を思うと、この結果は小さな奇跡のように感じられた。体重も落ちていて、身体が確かに良い方向へ向かっていることを実感する。病院の先生方には感謝の気持ちでいっぱいだ。
特に嬉しかったのは、ずっと気になっていた肝臓の数値が大きく改善していたことだ。 「よく頑張っていますね」と褒められた瞬間、胸の奥がじんわりと温かくなった。自分の努力が報われたようで、思わず笑顔がこぼれた。
今使っている薬、ジャディアンスもどうやら私の身体に合っているらしい。 この薬と一緒に、これからも少しずつ前へ進んでいこうと思う。
そして願わくば、足ももっと自由に動くようになって、また軽やかに歩ける日が来てほしい。 そんな未来を思い描きながら、今日も静かに、でも確かに前へ進んでいる。


