51『おべんとう』

お昼ご飯と、わたしの毎日
最近のお昼ご飯は、稲荷ずしとかんぴょう巻き。 これが230円で買えるなんて、本当にありがたいことだと思う。 ふんわり甘いお揚げと、やさしい味のかんぴょう。 お腹も心も、ほっとする。 毎日のお昼ご飯にしているくらい、気に入っている。
たまには、みたらし団子や和菓子も食べたくなる。 甘さの中に、どこか懐かしさがあって、 ひとくち食べると、少しだけ気持ちが軽くなる気がする。
お昼ご飯は、グループホームではなくて、外で食べる。 だからこそ、夕ご飯の時間がちょっとした楽しみになる。 「今日は何が出るかな」って、そんな小さな期待が、 一日の中での灯りみたいに感じられる。
今、わたしは学校に通うためにお金を貯めている。 できるだけ安く通えるように、いろいろ調べて、考えて。 そのために、生活保護の中でも、できる限り節約している。 正直、毎日はなかなか大変だ。 でも、目標があるから、がんばれる。
最近は、たばこの値段が580円になってしまって、 「高いなあ」と思いながらも、つい手が伸びてしまう。 心の中の声が、「買ってしまえ」とささやくことがある。 まるで、たばこの魔法にかけられてしまったみたい。 そんなときは、自分でも驚いて、ちょっと落ち込む。
それでも、今日も稲荷ずしは美味しかった。 この小さな幸せを大事にしながら、 わたしは、わたしのペースで、日々を歩いている。

