利用者様ブログ⑪ 『四月は君の嘘』

私は漫画が少し苦手ですが、文字だけでは記憶に残りにくいため、『四月は君の嘘』という漫画を購入し、実家から持ち帰ってきました。
この作品はピアノとバイオリンを題材にした漫画で、今の漫画は楽器を細かく描けるのがすごいと思います。
物語には、機械のように正確に演奏しコンクールで一位を取る男の子と、クラシックを自由奔放に弾きこなす女の子が登場します。
その二人の関わりを描いた漫画を読んでいると、自然と自分のことと重ねて考えてしまいます。
私は小さい頃にピアノを習っていて、大人になってから精神障害を抱えた時期にバイオリンを購入しました。値段は4万円ほどで、本当は幻聴に促されて買ったものですが、普通なら7〜8万円はする楽器です。少し中途半端な選び方をしてしまったのかもしれません。
ヤマハでレッスンを受けたときには「初めてにしては上手」と言われたこともありましたが、幻聴に「やめろ」と言われてしまい、続けてはやめるを繰り返していました。
今は実家に置きっぱなしになっていますが、やはりバイオリンは難しい楽器だと感じています。