㉙『お金』

最近、お金が本当にピンチだ。 前にDVDを二つ注文してしまって、そのうち一つが今日届いた。嬉しいはずなのに、同時に一万円くらいが消えていったと思うと、胸のあたりがずしんと重くなる。 それに加えて、ケータイ代が二万円ほどかかってしまった。これじゃあ生活の計算が一気に難しくなる。
だから今は、お昼ご飯を230円か240円に抑えている。 甘い飲み物を少しだけ買って、あとはグループホームの麦茶をいただいて、なんとかしのいでいる。 煙草も一日5本か6本に減らした。自分なりに節約しているつもり。
お米は家にあるから、そこは本当に助かっている。 雨の日やお店が閉まっている日は、両親が持ってきてくれたお米のおかげでなんとかなっている。 でも、もし両親が来られなくなったら……と考えると、一気に不安が押し寄せてくる。
訪問看護さんから、車の免許は75歳で返す人が多いと聞いた。 運転が危なくて怖いという話も聞く。 もし両親が運転できなくなったら、私はどうやって食料を確保すればいいんだろう。 そのときはカップラーメンを買うしかなくなるのかもしれない。
こうして考えていると、お米のありがたさが身にしみる。 当たり前だと思っていたものが、実は生活の土台だったんだと気づかされる。
だからこそ、これからはもっと節約していこうと思う。 無理しすぎず、でもできる範囲で工夫しながら。 お金のピンチは苦しいけれど、生活を見直すきっかけにもなっている。


