㉗ 『ミセスグリーンアップル』

2025年7月8日。 この日を、どれだけ待ちわびたことだろう。 今日は、ミセスグリーンアップルの新しいハーモニーが私のもとに届く日。朝から胸が高鳴って、何度もポストを確認してしまう。まるで、恋文を待つ少女のように。
今回の作品には、私の大好きな「スーツ姿」の彼らが登場する。 その情報を知った瞬間、心が跳ねた。 あの洗練された装い、凛とした佇まい、そして音楽と重なったときのあの美しさ…。 もう、私の好みにドンピシャすぎて、気づけば高価なパッケージを迷うことなく購入していた。理性よりも感情が先に動いた、そんな瞬間だった。
収録されているのは、「ア・プリオリ」と「Hug」。 「ア・プリオリ」は、感情がぎゅっと詰まった一曲。 音が鳴った瞬間、心の奥に火が灯るような、そんな熱を感じる。 一方の「Hug」は、タイトルからしてもう優しさに包まれている。 まだ聴いていないのに、すでに心がふわっと温かくなる。 この2曲が、どんな風に私の心を揺らしてくれるのか、想像するだけで胸がいっぱいになる。
人気のある作品だから、きっと今回も多くの人が手に取ったのだろう。 でも、私にとっては「みんなが買っているから」じゃない。 これは、私の心がどうしても欲しかったもの。 だからこそ、届いたというだけで、もう涙が出そうになる。
ただ一つ、今の私を焦らしているのは―― ポストの鍵を持つ管理者さんが、まだ現れていないこと。 作品はすぐそこにあるのに、手が届かない。 このもどかしさ、切なさ、そして期待が入り混じった気持ち。 どうか、今日中に会えますように。 どうか、早くこの手で触れられますように。
そして、音が鳴った瞬間、私はきっと泣いてしまうだろう。 だって、ずっと待っていたんだもの。 ミセスグリーンアップルの音楽と、あのスーツ姿の彼らに、心を奪われるその瞬間を。


